What's Forking?
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木の枝に刺した食材を、焚き火の炎で巧みに焼いて食べるBBQスタイル。
枝分かれした棒を使うため「Forking®︎」と呼ぶ。
Foods
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フォーキングは食材にときめくところから始まる。旬の食材や地域の食材にときめいたら、迷わず刺してみよう。
ソーセージ
子供から大人までみんな大好きソーセージ。プリっと焼こう。
たこ
スーパーで手に入る生食用のゆでダコ。あぶ変する食感を楽しめ!
ミニトマト
みずみずしさが嬉しいフォーキング食材のオアシス。やけど注意。
ローストビーフ
お肉をさらに追いローストするイメージで軽くあぶる感じだ。
芽キャベツ
冬から春にかけては芽キャベツ。ホクホクした食感が美味しい。
冷凍焼きおにぎり
お手軽に焼ける炭水化物。焚き火のまわりで解凍してから焼こう!
マッシュルーム
くせがなく食べやすいほくほくマッシュルーム。醤油と一緒に。
いちご
思いもよらなかった焼きいちご。マシュマロとコンボで焼こう。
ししとう
そのままがおすすめだが、好みでタレや生姜をつけて食べよう。
パインアップル
缶詰の輪切りパインアップルが香ばしいホットパインに変身。
Fires
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フォーキングにおいてどんな火に焚べて焼くかは、調理面だけではなく、味わいをも決める重要な要素。妥協なく選びたいものだ。
伝統的な焚火台
煙や煤で燻された食材のスモーキーな味わいが人気。熾火が維持しやすい適度な燃焼は窯派も好む。
二次燃焼の焚火台
煤がつきにくいクリーンな焼き上がりが特徴。高さのある炎は焚べ方次第で焼き加減を調整できる。
炭 火
炎による豪快な焼き上がりはない反面、煤がつかず遠赤外線でじっくり焼き上がるのが特徴だ。
キャンプバーナー
キャンプ用バーナーでは五徳の上にメッシュを乗せて遠赤外線で焼く。油の多い食材は避けよう。
Risks
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原始的な調理方法ゆえにフォーキングにはいくつかの重要なリスクがあるぞ。アウトドアに危険はつきものだが、リスクを理解して安全に楽しんでほしい。
やけど
特に唇のやけどはフォーキングにおいて最もポピュラーなリスクだ。ビギナーは慣れるまで、食材をお皿に落としてから食べよう。
突き刺し
炎で熱せられたフォークはとても危ない。取り回しには注意を払おう。子供がフォーキングする時は大人が手を添えて。
生焼け・食あたり
暗がりでのフォーキングは食材に火が通っているかがわかりにくい。明かりの下で火が通っているか確認してから口に入れよう。
Words
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知っておくとフォーキングが何倍も楽しくなる用語集。
相棒
自らが愛用するフォークのこと。
シングル
先端が1本のフォークのことを指す。使いこなすにはコツがいる分、玄人好みのスタイルだ。
ダブル
先端が2本のフォーク。食材が回転しにくいスタンダードで汎用性が高いフォークだ。
デーモン
先端が3本のフォークのことを指す。悪魔が持つフォークに似ていることからその名がついた。
ファイア
炎に焚べていた食材に火が着いてしまうこと。慌てずに落ち着いて火を消そう。
ドロップ
ふとした拍子にフォークから食材が抜け落ちて、焚き火の中に落ちてしまうこと。しばしば場が笑いに包まれる。
バースト
ソーセージなど袋状の食材が炎にあぶられ中の空気が膨張して皮が破裂すること。ベテランはバーストの振動で焼き加減がわかる。
ぱく食べ
フォークの先端をそのまま口に運ぶわんぱくな食べ方。高い確率で唇の火傷を負うリスクの高い食べ方だ。
くるくる
食材を炎にあぶりながらフォークの先端を回転させる様子。
電動串
グリップに内蔵されたモーターにより電気じかけで先端が回転するフォーク。国内では販売されていない。
釜派
遠赤外線での焼き上がりを好み、炭火や熾火の隙間に好んで串を焚べる流派。